デザート「トライフル」

1月の料理クラス、最後のデザートは「トライフル」(Trifle)

イギリスのデザートで「つまらないもの」「余りもの」なんて名前ですが、果物やカスタード、ジャム、生クリームとなかなかリッチなデザートなのです。今日はカスタードクリームをレンジで作りました。

カスタードクリームはクリームの中で1番の人気。簡単に作れるのでいちごタルトやシュークリームなど出来立てを食べたいですね。

カスタードクリーム(作りやすい分量)

卵黄      2個分

砂糖      50g

小麦粉     25g

牛乳      250cc

バニラビーンズ 1/2本

又はバニラエッセンス 適宜

好みのリキュール 適宜

「チーズフォンデュ」1月の料理クラス

今月は寒いので暖か料理です。

「チーズフォンデュ」は本来は白ワインを温めてチーズを溶かしますが、お昼の教室なのでミルクで溶かします。とろとろにとけたチーズをフランスパンに絡めていただきます。贅沢で美味しいスイス料理。

スイスでも今チーズは高く日本と同じくらいだそうです。フォンデュ用としてグリエールチーズを細かく400g袋に入っています。

ラクレット、フォンデュ用としてこんなスパイスが売られているとスイスから立野さんが買ってきてくれたのがこれです。ふむふむ、。

簡単なので好評だったのが、ゆず大根にスモークサーモンと大葉を挟んださっぱりした副菜、美味しい!おせちにも最適です。

我が家のクリスマス

今年はちょうど24日が土曜日で、しかもコロナ禍が長かったので人出も多かったようです。我が家は今年もみんな集まって、料理作り。チキンは正さんの当番?でした。2.5キロの大きなチキンを上手に塩を刷り込み、中に野菜や栗を詰め、オーブンで焼くこと1時間。こんがりと焼き上げました。それを切ってお皿に上手に盛り付けました。

💮なかなかやりますね!

今年のクリスマスはチーズフォンデュとラクレット、どちらも立野さんの帰国のお土産です。さすがにラクレットもフォンデュのグリエールもスイスのは濃い気がします。フォンデュ用のスパイスも買ってきてくれました、少し振りかけると美味しいですね。

チーズは美味しいけどお腹いっぱい。

デザートは聖子とタカシで作ったいちごのケーキ。小さい15cmのですが、ちょうど良い大きさ、、やっぱり手作りは美味しい!1つは明日用。

サンタクロースは今年は外注?そろそろわかりそうなので、、。でも彩夏はかわいそうに大泣き、確かにちょっと怖かったかも、、。タカシはちょっと固まっていた、、。

今年も楽しいクリスマスをありがとう!

「ウィーンのクリスマス食事会」②今田美奈子先生

「ウイーンのお菓子図鑑」出版記念パーティーに今田美奈子先生をゲストにお迎えしました。

私がお世話になった出版部の先輩方も今回参加してくださり、最初の仕事場(栄養と料理出版部)のことをいろいろ思い出しました。その当時「栄養と料理」は岸朝子さんが編集長で、私はたった1年で今田美奈子先生のアシスタントになったのですが、この1年は濃厚で「食」、「食べること」の基礎?心?を学んだ気がします。岸さんはその後に私が「かんてんレシピクラブ」を立ち上げたときにもずっと会長になって応援してくださいました。岸さんの「食は命」「おいしく食べて健康に」という言葉は今でも料理の軸になっています。
今田美奈子先生は今ではマリーアントワネット、貴婦人のお菓子の展覧会で全国的に知られていますが、私がアシスタントになった時は料理教室をしてお菓子を始めた時でした。夜になってから、翻訳されたお菓子を試作することが毎日のように続きましたが、まだインターネットも何もないときですから、見たことのないヨーロッパのお菓子を作ることは本当に楽しい日々でした。先生がいつも言われる「お菓子はその国の文化であり夢である」心豊かに、食卓芸術まで高められた先生の夢はまだまだ果てしない。いつまでも応援したい!

「美味しく食べて健康に」と岸朝子さん、「お菓子は夢であり芸術」と今田美奈子先生、これからも美味しい料理と夢のあるお菓子を作っていきたいと改めて思いました。

そう、お菓子は文化で芸術、別腹なんて罪悪感を持たないで、バシバシ心豊かに食べよう!

2人の恩師に感謝!

「ウィーンのクリスマス食事会」①出版記念パーティー

12月3日(土)「ウイーンのお菓子図鑑」の出版記念を兼ねた「ウイーンのクリスマス食事会」を銀座のアルケントーレで開催しました。

今田美奈子先生始め、京都や仙台、神戸からも参加して下さいました。そう、友人の立野さんも前日スイスから帰国したばかりで、お疲れのところ有り難うございました。お教室の皆様もありがとうございました。総勢50人ほどの賑やかなパーティーとなりました。

シェフにウイーンの料理でメニューをお願いして、デザートは、ウイーンのクリスマスクッキー(レストランに)Weihnachts-Plunder(ヴァイナハツ・プルンダー)は(スタッフの絹川さんが作り)ザッハトルテは「リリエンベルク」の横溝さんにお願いしました。ウイーンの家庭ではクリスマスになる前からクッキーをたくさん焼きます。

「バニラキッフェル」「リンツアーアウゲン」「シュプリッツゲベック」どれも割合お馴染みのクッキーです。クッキーはなんと言っても焼きたてで、網の上でちょっ熱が取れた頃が最高に美味しいですね。

ここだけの話、お土産の聖子のクッキーが今回きっと1番美味しいはずです。なぜなら作り立てだからです。それと材料にメチャメチャこだわっているから。同じレシピでも材料、作り方、食べるシチュエーションで全く違うのがお菓子です。それは料理も同じですね。そこが面白くて、やめられません。