「いちごのチーズテリーヌ」3月デザート

料理クラスのデザートです。材料を1度にミキサーに入れ、型に流して焼くだけの簡単なチーズケーキ。簡単な割にはこっくり滑らかで美味しい!料理を作っている間に出来てしまいます。お花見弁当と一緒に郊外に持っていけますよ。ちょっと蒸し蒸しする日でも大丈夫、日持ちがするのもいいですね。今日はいちごをピューレにしたソースを添えました。

ひな祭り(カフェルイ)

「カフェルイ」今日のメニューはちらし寿司でした。沢山予約を頂き、賑やかな1日になりました。沢山と言ってもこの広さですから、すぐに満席になってしまいます。

今日は中の具もたっぷり、カフェでは時間がないので錦糸卵は炒り卵にして、いくらとえびと大葉を乗せました。いつもは穴子を煮て入れますが、今日はちょっと省略。

お吸い物は、カブが美味しいのですり流しにして、カブの葉と文室屋のお麩を加えて、、。利尻昆布と鰹節でとったお吸い物は、本当に美味しいけど、カフェではなかなか大変で、特別なメニューの時しか出来ません。 いつも付けたいのですが今回だけのサービスです。(スミマセン)

みんなで美味しくおしゃべりして、食べられることは楽しいですね。マスクも外し、仕切りボードもなくなる、当たりまえが戻ってくることも楽しみ!

花開富貴(ホウカイフウゴエ)2月教室ブロッコリーのかにあんかけ


今月の料理教室はローカロリ中華です。

「油淋鶏ユーリンチー」と2つ目が「花開富貴」(ホウカイフウゴエ)ブロッコリーを塩と油で炒めてガラスープで煮てさらに盛り付け、かにあんかけをかけて暖かいうちにいただきます。今回はカニをホタテ缶でやってみました。上等なカニならあんかけがピンクになって美しいのですが、手頃なかにでは香りも色もイマイチ、、。ホタテ缶はたいていおいしので最適です。

ブロッコリーは今が旬でビタミンAやE、Cが豊富です。風邪のひきやすい冬にはぴったりです。

主役になりにくいブロッコリーですが、この料理はしっかり主役になれる1品ですね。

「ウィーンのクリスマス食事会」②今田美奈子先生

「ウイーンのお菓子図鑑」出版記念パーティーに今田美奈子先生をゲストにお迎えしました。

私がお世話になった出版部の先輩方も今回参加してくださり、最初の仕事場(栄養と料理出版部)のことをいろいろ思い出しました。その当時「栄養と料理」は岸朝子さんが編集長で、私はたった1年で今田美奈子先生のアシスタントになったのですが、この1年は濃厚で「食」、「食べること」の基礎?心?を学んだ気がします。岸さんはその後に私が「かんてんレシピクラブ」を立ち上げたときにもずっと会長になって応援してくださいました。岸さんの「食は命」「おいしく食べて健康に」という言葉は今でも料理の軸になっています。
今田美奈子先生は今ではマリーアントワネット、貴婦人のお菓子の展覧会で全国的に知られていますが、私がアシスタントになった時は料理教室をしてお菓子を始めた時でした。夜になってから、翻訳されたお菓子を試作することが毎日のように続きましたが、まだインターネットも何もないときですから、見たことのないヨーロッパのお菓子を作ることは本当に楽しい日々でした。先生がいつも言われる「お菓子はその国の文化であり夢である」心豊かに、食卓芸術まで高められた先生の夢はまだまだ果てしない。いつまでも応援したい!

「美味しく食べて健康に」と岸朝子さん、「お菓子は夢であり芸術」と今田美奈子先生、これからも美味しい料理と夢のあるお菓子を作っていきたいと改めて思いました。

そう、お菓子は文化で芸術、別腹なんて罪悪感を持たないで、バシバシ心豊かに食べよう!

2人の恩師に感謝!

「秋鮭のちゃんちゃん焼き」10月料理教室

今月の料理教室は秋の和風メニューです。北海道の鮭を使って、味噌を塗った「ちゃんちゃん焼き」です。長野から舞茸も届き、しめじと合わせて鮭の上に乗せて、一緒に蒸し焼きにしました。スダチをきゅっと絞って、これは本当に美味しかった!今だけのご馳走ですね。

ただ鮭も漁獲量が減ったようですが、1切れ300円は高いです。先日のN H Kで、海の生態系が温暖化の影響もあり昔と違ってきているというニュースをやっていました。鮭の稚魚が途中で食べられてしまうので逃げられるよう、早く泳ぐ練習をさせていると、ちょっと本当?というような番組でしたがNHKですからもちろん真実でしょう。鮭の稚魚は春に放流され、4年経って、元の川に戻ってくる、その過程で幼い鮭は困難な旅をしているのですね。イクラも高い訳ですね。大事に食べなければ、、。