モーンシュトルーデル Mohnstrudel

「モーンシュトルーデル Mohnstrudel」

モーンはケシの実の事です。あんぱんについている白ケシの実ではなく、ブルーポピーシードの方を使います。ウイーンやドイツではスーパーなどこのペーストを購入できます。[ Mohn Back]と書いてありますよ。日本では手に入らないので、是非作りましょう!
ケシの実はゴマのように煎って、すりつぶした方が、香りが良く美味しくなります。これでペーストを作り、Hefeteig ヘーフェタイク(イースト生地)に塗り、シュトルーデルのように端からクルクル巻きます。

地味だけど美味しいウイーンのお菓子です。

ルバーブタルト

安曇野のルバーブを頂きました。新鮮で赤い色がキレイです!

さっそくタルトのフィリング作りです。

2cmくらいに切って下茹でします。その水を切って20%のグラニュー糖をまぶしておきます。

ルバーブは水分が少ないけどすぐに柔らかくなるので、他のジャムのように時間はかかりません。弱火でゆっくり煮ると、あんな筋張っていたのが嘘のように柔らかになっていきます。

10分くらい煮ます

最後にハチミツとレモンを加え、冷まします。

アメリカンパイを型に入れしっかり焼き、カスタードクリームを詰めます。冷めたルバーブを表面にたっぷりのせたら出来上がり!ルバーブは酸味が強いので、少し控えめくらいがちょうど美味しいですね。

 

レモンメレンゲパイ

今日も良いお天気でした。動くとそろそろ汗ばむ季節、このころになると、酸味のきいたレモンのお菓子が食べたくなります。

レモンのお菓子も沢山ありますが、レモンカスタードにメレンゲをのせて焼いたレモンパイは今は1番美味しいです。

もう少し暑くなると、パイ生地はちょっと重たく、レモンムースやゼリーが美味しくなります。サクサクしたパイとレモンカスタードが美味しいのはやはり今の時期ですね。

 

サクサク

いちごの寒天テリーヌ

今日の料理クラスのデザートです

いちごをたっぷり入れた流しかんに、グランマニエと、レモンを入れた寒天液を流します。クリームを添えていただくといちごの香りがホントにいい香りです。簡単なのにとても素敵なデザートになりますね。

今、ジャム用の可愛らしい、いちごが沢山出回っています。今が一番美味しい時です、ジャムも沢山作りましょう。手作りに勝るジャムはありません。1パックで小瓶1個分しかできないけれど、美味しさがいっぱい詰まった贅沢なジャムです!冷凍しても保存できるので、私も今せっせと作っています。

 ワイシャツを着たムーア人   Mohr im Hemd

今日のお菓子教室は「モールイムヘムト」(Mohr im Hemd)

「ワイシャツを着たムーア人」と訳します。チョコレートとアーモンドのプディングにチョコレートソースをかけ、白いワイシャツに見立て、ホイップした生クリームをかけます。

これはウィーンの製菓学校で習ったお菓子です。ザッハはもちろん美味、超ビミ、、ですが、このムーア人もすごく美味しい!

ウイーンのカフェなどではもっと大きくて、「これ1人分?」と思ってしまいますが、結構ペロリと食べられるのです。

今日はオーブンで蒸し焼きにする以外に、蒸し器でもやってみました。でも食べ比べるとオーブンの方がやはり香ばしく美味しかったですね。

苦めのコーヒーと一緒にいただくと、もう至福の時間です!