エステルーハーツィシュニッテン Esterhazy Schnitte

今日のお菓子はウイーンの名菓「エステルーハーツィシュニッテン」何やら長い名前ですが、オーストリアの貴族、エスターハージー家にちなんだお菓子です。

アーモンド入りメレンゲを6枚焼いて、間にマラスキーノ風味のバタークリームを挟みます。上の矢羽模様がクラシックです。

今日はカルピスバターを使いましたが、濃厚で深い味わいです。手間の掛かるお菓子は、かかるだけの美味しさがありますね。

マクローネンシュニッテンMakronenschnitten

このお菓子はミュルクタイクというクッキー生地にジャムをのせ、メレンゲにくるみを混ぜて焼いた、アーモンドとはまた違う、風味の良い焼き菓子です。
好みの大きさに切って、今日はラズベリーソースを飾って盛り付けました。

ウイーンの製菓学校で作った時、焼きたてはサクサク美味しいのに、あまり教室でも登場しなかった。でもでも、、久しぶりに作ってみるとなかなかの美味しさです。
日持ちがするのもいいですね。プレゼントに喜ばれそう!

モーンシュトルーデル Mohnstrudel

「モーンシュトルーデル Mohnstrudel」

モーンはケシの実の事です。あんぱんについている白ケシの実ではなく、ブルーポピーシードの方を使います。ウイーンやドイツではスーパーなどこのペーストを購入できます。[ Mohn Back]と書いてありますよ。日本では手に入らないので、是非作りましょう!
ケシの実はゴマのように煎って、すりつぶした方が、香りが良く美味しくなります。これでペーストを作り、Hefeteig ヘーフェタイク(イースト生地)に塗り、シュトルーデルのように端からクルクル巻きます。

地味だけど美味しいウイーンのお菓子です。

ルバーブタルト

安曇野のルバーブを頂きました。新鮮で赤い色がキレイです!

さっそくタルトのフィリング作りです。

2cmくらいに切って下茹でします。その水を切って20%のグラニュー糖をまぶしておきます。

ルバーブは水分が少ないけどすぐに柔らかくなるので、他のジャムのように時間はかかりません。弱火でゆっくり煮ると、あんな筋張っていたのが嘘のように柔らかになっていきます。

10分くらい煮ます

最後にハチミツとレモンを加え、冷まします。

アメリカンパイを型に入れしっかり焼き、カスタードクリームを詰めます。冷めたルバーブを表面にたっぷりのせたら出来上がり!ルバーブは酸味が強いので、少し控えめくらいがちょうど美味しいですね。

 

レモンメレンゲパイ

今日も良いお天気でした。動くとそろそろ汗ばむ季節、このころになると、酸味のきいたレモンのお菓子が食べたくなります。

レモンのお菓子も沢山ありますが、レモンカスタードにメレンゲをのせて焼いたレモンパイは今は1番美味しいです。

もう少し暑くなると、パイ生地はちょっと重たく、レモンムースやゼリーが美味しくなります。サクサクしたパイとレモンカスタードが美味しいのはやはり今の時期ですね。

 

サクサク