ワイシャツを着たムーア人   Mohr im Hemd

今日のお菓子教室は「モールイムヘムト」(Mohr im Hemd)

「ワイシャツを着たムーア人」と訳します。チョコレートとアーモンドのプディングにチョコレートソースをかけ、白いワイシャツに見立て、ホイップした生クリームをかけます。

これはウィーンの製菓学校で習ったお菓子です。ザッハはもちろん美味、超ビミ、、ですが、このムーア人もすごく美味しい!

ウイーンのカフェなどではもっと大きくて、「これ1人分?」と思ってしまいますが、結構ペロリと食べられるのです。

今日はオーブンで蒸し焼きにする以外に、蒸し器でもやってみました。でも食べ比べるとオーブンの方がやはり香ばしく美味しかったですね。

苦めのコーヒーと一緒にいただくと、もう至福の時間です!

 

 

 

 

 

 

 

ヤムニョムチキン「カフェルイ」

だいぶ暖かくなってきました。今日のカフェルイは人気の「ヤムニョムチキン」がメインのワンプレートです。

辛味は少なく、テイクアウトも沢山注文があり、韓国のチキン料理が定着しているのだと改めて感じました。冷めても美味しいのがランチにはぴったり。白いご飯にも合いますね。副菜にムセンチェという大根の千切りのキムチと豆もやしのナムル、あとは定番の蒸し野菜です。ご飯の進むメニューです!

純豆腐(スンドゥブ)2月料理教室

 

2月料理クラス

今年初めての料理クラスです。1月は緊急事態宣言でお休みでしたから、つい話も弾んでしまいます。ただ食事中はパーテーションも増やし、感染防止対策はしっかりしましたので、大丈夫だと思います。

今月は韓国料理、人気の「純豆腐(スンドゥブ)」寒い時期にアツアツのピリ辛は美味しいです。柔らかい豆腐と卵を最後に入れて辛味を和らげますが、辛味も酸味と同様、個人差が大きいのです。韓国の唐辛子は甘みもあり、辛味は少ないけど量はちょっと気をつけた方がいいですね。

「ヤムニョムチキン」も人気です。近所にいつもウーバーイーツが待っているチキンの店があります。ヤムニョムチキンの店です。すぐ近くに鶏の唐揚げの店もあり、どちらも人気店で、便利です。家庭で揚げ物をだんだんしなくなるのもわかりますね。

「ジャガイモのチヂミ」はジャガイモをすりおろしてフライパンで薄く流し、カリマリになるまで焼くだけで、すごく美味しいのです。酢醤油でいただきます。

千切り大根のナムル「ムセンチェ」も飽きない味で美味しいです。

デザートは「苺の杏仁ヨーグルトアイス」です。唐辛子とニンニク料理の後にさっぱりして美味しいのです。韓国料理のお店にもこんなデザートが欲しいなあ、、と思いながら最後は水だけ飲んで店をでます、、。

リンツアートルテ Linzertorte

 

 

今日はアーモンドたっぷりの生地にラズベリージャムを挟んだ「リンツァートルテ」オーストリアの銘菓です。ウイーンのカフェでも食べられますが、リンツまで行くとそこがリンツァートルテの発祥の街です。

アーモンドプードルと小麦粉、バター、卵の生地を、タルト型に半分敷いて、オブラートを全面に乗せ、ラズベリージャムを均等に乗せます。

今年の高校生はオブラートを知っていました。今知らないですよね。私でさえ、このお菓子の時しか使わないですね。

ジャムが焼いている間に生地に染み込んでしまうのを防ぐ役割です。

これはバターケーキの仲間ですから、日持ちもして、焼きたてより、次の日の方がしっとり風味も良くなります。濃いコーヒーで頂きたいお菓子です。

 

カトラリー銀器磨き

カフェも緊急事態宣言で7日まで休むことにしたので、週末、家中にあるカトラリーの整理をしました。銀器はしばらく磨いていなかったので、軍手をはめて、使い捨てのタオルに専用のクリームをつけてゴシゴシすると、すぐにきれいになり、結構達成感があって、音楽を聴きながらほぼ磨いてしまいました!

磨きながら、フランスやイギリスのアンティーク店で買った時のことを思い出しました。あちらは全て12本セットで、すごく重い、、。こういう時だけは主人と一緒に来て良かった!と思ったり、その時の主人の嫌そうな顔などナイフやフォークを見ながら思い出しました。

ウオーマーのついたティーセットはクリストフルのアンティーク。その頃ニースに住んでいた友人のフランス人のご主人が、オークションで手に入れてくれたものです。フランス人しか入れないオークションらしく、サモワール?つきで全部揃っているのはなかなかないから、いいよ、、と言われ、サモワール?ロシアの?良く分からなかったけど、勧められるままに買ってしまいました。

届いて見るとウォーマーのことで、お湯を沸かすものです。実物を見てようやくわかりました。このセットは、今では私の1番の宝物になりました。

コロナが終息したらこのセットで友達とお茶をしよう。思いっきりおしゃべりしたい!飛沫を飛ばして!

フランスのお年寄りは銀器を磨くために、お友達をお茶に招ぶそうです。私もその域だ。