一ヶ月お休みした「カフェ・ルイ」
今週から又オープンしました。
今日は夕方から「カレーサロン」もあり、
忙しい1日でした。今日は21人。98歳のハナさんも見え
いつもの席でカレーをたべながら、お話されていました。民生委員の方が迎えに行くと、玄関で待ってらしたそうです。しっかりされてるなあ〜と、いつも感心します。若い頃からしっかりした方なのでしょうね。
私の母も90歳くらいまではしっかりしてたけど、糖尿病があり、1人暮らしは無理になり、93歳の昨年から病院型施設に入居しました。それまで歩いていたのに、今はすっかり車椅子です。
がっかりしていろいろな方に聞いてみると施設は手がないので仕方ないとか。
糖尿病がなければと残念でなりません。
皆んながハナさんのように長生きして、歩いて、食べて、お話するような生活ができたら理想ですね。
次回はクリスマスです。
月: 2016年11月
ワカメセミナー
「かんてんレシピクラブ」第25回「ワカメセミナー」を11月16日開催しました。
前半は理研の方による、ワカメの栄養パワー、歴史、産地による違いなどの講義と産地の食べ比べをしました。
関東の人と関西では好みも違い、三陸と鳴門のワカメの食感の違いと重なるとの事でした。中国産と韓国も又違いますね。
後半はワカメの部位それぞれに合う料理を4品実習して食べて頂きました。
韓国で産後に食べられる「わかめスープ」パワーの源
イタリアナポリの前菜「ゼッポリーネ」
「芽かぶの炊き込みご飯」
「茎わかめのピリ辛炒め」
ちょっと盛りだくさんで時間が無くなってしまいました。
帰りに栄養大学のプランタンでケーキを買って帰るつもりでしたが、終わった頃には閉まってしまい、
参加した方々にもご紹介するつもりでしたが残念!
ご参加の皆様本当にありがとうございました!
「アプフェルシュトルーデル」お菓子教室
🙂
今日のお菓子教室は「アプフェルシュトルーデル」ウイーンのアップルパイです。
と言ってもパイ生地ではなく、シュトルーデルタイクという生地を作り、1時間以上休ませてから
薄く薄く手で広げていくのです。下に新聞紙を入れて読めるほどと、ウイーンの学校では言われました。
これにはなつかしい思い出があります。
オーストリアから1時間ほど離れた製菓学校に行った時、20代の頃でした。
日本からウイーン菓子を勉強に来たのは初めてと、
現地のテレビ局がこの「アプフェルシュトルーデル」の時に取材に来たのです。
先生は薄く伸ばした生地の下に新聞紙をいれ、得意げに「ほら読めるだろう?」
みたいなことを言われたのです。(通訳の人の話では)
その頃、空気が読めないというか、鈍い私は「読めません」と言ってしまいました。
ドイツ語がわからないので、読めないという意味で答えてしまたのです。
まあ呆れますね! 今なら「読めないけど見えます。こんな薄くするんですね〜!」
くらい感心した顔をするのに、、。その時の先生の顔が今でも忘れられません。
でも卒業式にはその先生とウイーンナーワルツを踊りました。
遠い昔の話ですが、お菓子の味は今も変わりません。
教室では学校のレシピそのままで教えています。
今日も1人一台づつで大丈夫かしらと思いましたが、皆さん完璧に仕上げました。
パイのルーツと言われる生地ですが、素朴で本当に美味しい!
たぶん、ここだけの話、デメルよりはるかに美味しいと思っています。
焼きたてですものね。